経済

リーマンショックとは何なのかわかりやすく解説します

皆さんの中にはリーマンショックという言葉自体は聞いたことがあるけど何があったのかはわからないといった方が大半だと思います。そこで今回はリーマンショックについて皆さんが1から10までを説明できるレベルに持っていきたいと思うので最後まで読んでみてください。

リーマンショックの概要

住宅価格下落⇒サブプライムローンの返済が延滞・焦げつき⇒ヘッジファンド、金融機関などが損失を被る(リーマンショック)

⇒世界的な金融危機の不況で輸出が激減(世界金融危機)

リーマンショックに至るまでの流れとその詳細

まず、リーマンショックを語るうえで重要なのがサブプライムローン問題です。

サブプライムローン問題とは

サブプライムローンとは低所得者向けの高金利の住宅ローンのことです。

つまり、住宅ローンとは言わば借金のことなので通常の場合はある程度の借金返済能力を持った人(信用度が高い人)でないとお金を借りることはできず、低所得者(信用度が低い人)は住宅ローンを借りることは困難になります。しかし、サブプライムローンならば通常の住宅ローンを借りるのが困難だった人も借りることが可能になるわけです。当時、土地の価格が上がり続けているバブル期でしたので、仮にローンが返済が滞ったとしてもその土地を取り上げれば損失にはなりませんし、さらに高金利ということで1人が返済不可能になったとしても他の人の分で採算は取れるといった仕組みになっていました。

サブプライムローンを提供した住宅ローン会社は貸したお金とその利子を返してもらう権利(債権)を手に入れます。住宅ローン会社はこの債券を証券会社(リーマンブラザーズ)へと売り払い、売り払ったお金をまたサブプライムローンとして提供し利益を拡大していきます。証券会社(リーマンブラザーズ)は債権を他の証券や社債のどの金融商品とともにまとめ、再証券化します。その際に重要となってくるキーワードとして格付け会社というものがあります。商品化されたものが安全なのかを判断することが役割です。最も安全と言えるAAA(トリプルエー)からDまでの段階がありその格付けの基づき世界中の金融機関に販売され、世界中の投資家のもとへと渡りました。しかし、FRB(アメリカの中央銀行)が政策金利を引き上げたことで住宅バブルが崩壊しサブプライムローンが破綻すると、もともと債権だったサブプライムローンは複雑な過程を経て再証券化されたためそのサブプライムローンの債権分の損失というのが見えず投資家たちは信用不安に陥り、金融市場に信用収縮(クレジット・クランチ)を引き起こしました。このような問題が悪化した結果、アメリカの大手証券会社リーマンブラザーズが破綻(リ-マンショック)が起こりました。

リーマンショックが日本に与えた影響

サブプライムローンが破綻するともともと債権であったサブプライムローンに対する信用不安が世界中の投資家の間で広がり、投資家たちは資金を得ようと日本の株を大量に売り払ったために日本の株価は下落し景気は悪化しました。

世界金融危機の克服

・各国政府は主要金融機関に対して財政・金融支援政策を行った

・2010年金融規制改革法(アメリカ)

・G20による金融サミット